”コレ知ってる?” 住宅ローンとマイカーローンの併用方法とは

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住宅ローンとマイカーローンの併用方法とは



人生における大きな買い物といわれている住宅ローン。
住宅ローンを検討する際に、一緒に車の購入を考えていたり、すでに利用しているマイカーローンを一緒にまとめたいと考えている方が多く見られます。

結論から言うと、併用は可能ですが、住宅ローンにマイカーローンを含めることはできません。 契約上、住宅ローンで借り入れたお金を車の購入代金にできないことになっています。 ただし、住宅購入資金も借り入れ可能なおまとめローン(以下「住宅おまとめローン」)を使用すれば、住宅と車の購入代金をまとめて借り入れることが可能です。

  1. このブログ記事の趣旨
  2. このブログ記事では、住宅おまとめローンや、住宅ローンとマイカーローンを併用する際の注意点、ローン審査の際にどのようなところが見られているのかなども解説しています。 ぜひ、最後までお読みください。


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住宅ローンとマイカーローンをまとめることはできる?

ローンの併用と住宅おまとめローンの違いを解説しています。

住宅ローンとマイカーローンの併用は可能

冒頭でも記載したとおり、住宅ローンとマイカーローンの併用が可能です。
併用では、住宅ローンとマイカーローンをそれぞれ契約し、ローンを2本、契約することになります。

住宅おまとめローンとは

※返済イメージです。おまとめローンを保証するものではありません

住宅おまとめローンは、住宅購入資金と車やカードローンなどの購入資金を1つの契約で借り入れることが可能です。住宅おまとめローンとは別に、一般的なおまとめローンがあります。
一般的なおまとめローンとは、カードローンなども含む複数のローンを1つの契約にまとめることができるローンのことです。
一般的なおまとめローンの場合、住宅ローンやマイカーローンに比べ金利が高く、無担保なことが多いため、借入可能金額も住宅を購入できるほど高くない傾向にあります。
どちらかというと、カードローンなど住宅ローンほどは金額の大きくないローンを複数まとめるという商品性のものが多いです。
今回は、住宅ローンとマイカーローンをまとめることのできる、住宅おまとめローンについて解説します。



返済の管理が楽になること

おまとめローンを利用することで、返済の管理が楽になり、返済計画が立てやすくなることがメリットの一つとして挙げられます。返済日がまとまることで資金管理がしやすくなり、延滞のリスクを減らすことが可能です。
また、ローンをまとめることで毎月の返済額を抑え、負担を軽減できることもメリットです。住宅ローンの返済期間は長期に渡るものであり、その返済期間に合わせて他のローンも返済することになります。そのため、単独のローンよりも返済期間が長くなった分、月々の返済額が低く設定されます。

毎月の返済額を抑えられる可能性がある

おまとめローンを利用すると、毎月の返済額が抑えられる可能性があります。住宅ローンの返済期間は何十年と長期に渡る傾向があります。住宅ローンの返済期間に合わせて他のローンも返済するため、単独のローンで組んだ時よりも返済期間が長くなり、その分返済額が低くなります。


選択肢が少なく、総返済額が増えること

おまとめローンを利用するデメリットとして、まずは利用できる金融機関が少ないことが挙げられます。選択肢が少なく、比較検討がしにくいのが難点です。おまとめローンでは複数のローンを一本化できますが、住宅ローンを組み入れることができる金融機関は多くありません。利用にあたっては借入額が増えることによって審査も厳しくなり、借り換えの手続きのために追加で手数料がかかります。
また、おまとめローンでは金利が上乗せされるため、適用金利が高くなり総返済額が増えます。
例えば、おまとめローンで、住宅ローンが3,000万円、他のローンが500万円の借り入れを利用する場合、手数料1.1%の時は38万5,000円となります。2.2%の時は77万円です。
検討の際には、返済シミュレーションで月々の返済額を確認し、自分の収入とバランスを取れる水準かどうかを確かめておきましょう。

審査が厳しくなる

おまとめローンを利用するデメリットの2つ目は、審査が厳しくなることです。住宅は高額な買い物のため、個人の信用力や返済能力など、もともと審査が厳しい傾向にあります。おまとめローンでは、住宅ローン以外の借り入れも含めるため、借入額も増えます。そのため、より審査が厳しくなる傾向にあります。頭金を入れる、返せるローンは先に返すなどして、借入額を少しでも減らすと、審査もスムーズになるでしょう。

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住宅ローンとマイカーローンを併用する際の注意点5選


住宅おまとめローンは取り扱いをしている金融機関が限られており、一般的に条件も住宅ローンに比べて厳しくなります。実際には住宅ローンとマイカーローンを併用する場合のほうが多いです。
この章では、住宅ローンとマイカーローンを併用する場合の注意点を解説しています。

返済負担率

返済負担率とは年収に対する年間返済額の割合のことで、金融機関では返済負担率が20~35%以内になるように審査をします。
例えば返済負担率を20%、年収が500万円の人のローン返済額の目安は年間100万円で、月々にすると約8万3,000円となります。
併用する場合の返済負担率は、住宅ローンとマイカーローン両方を合わせた金額になるので、上記の例だと、両方合わせて月に約8万3,000円まで借り入れが可能になります。
逆に言うと、月に8万3,000円以上の金額を借り入れることができないということです。

※金融機関によって、返済負担率の考え方が異なる場合があります。

無理のない返済を

返済負担率は年収(額面)で計算していますが、実際は手取り収入からローンを支払うので、手取り額で月々にどれぐらい返済可能かを確認するようにしましょう。
返済負担率による毎月の返済可能額はあくまでも金融機関が試算しているもので、返済可能額まで借り入れをしてしまうと生活が苦しくなる場合があります。
自身の生活の状況とも照らし合わせながら、無理のない範囲でローンを組むようにしましょう。

それぞれ金利が違う

住宅ローンとマイカーローンは異なる金利が適用され、一般的にはマイカーローンの金利のほうが高い傾向にあります。
マイカーローンの場合、返済期間は住宅ローンに比べて短いことが多く、毎月の返済額が思っていたよりも高くなる場合があります。
住宅ローンとマイカーローンの毎月の返済可能額も考えながら、ローンを検討するようにしましょう。

返済日をまとめる

住宅ローンとマイカーローンを併用して契約すると、支払いも2口です。
返済日をバラバラにしていると、支払いができているかの確認も2口分、必要になります。
返済日を指定できるようであれば、まとめておいたほうが整理がしやすくなります。

金利が変動する

変動金利であれば、定期的に金利の見直しがおこなわれ、金利が変動します。
金利が上昇していくと利息が増え、返済しなければならない金額も増えるので注意が必要です。
一方、固定金利は5年間や10年間など決まった金利が適用され、適用期間中は毎月の返済額が変更される心配はありません。
期間終了後、変動金利を再度適用するか固定金利を適用するか選択ができますが、一般的に固定金利は選択時の変動金利より高い設定になっているので、注意が必要です。

ローンの審査で見られるところ4選

この章では、住宅ローンやマイカーローンなどのローンを借り入れる際、金融機関はどういった所を見て審査をしているのかを解説します。

滞納履歴

ローンの審査をする際には滞納歴が審査に影響します。
クレジットカードや公共料金、携帯電話料金の滞納なども確認されます。

現在の借り入れ状況

他社の借り入れ状況や、返済状況が審査に影響します。
どれぐらいの金額を何年借りているか、他社のローンが自社のローンの返済に影響がないかなどを確認されます。

返済能力

年収・年齢・職業・貯蓄額など、お金を返済する能力があるかを確認されます。

信用できる人か

発言や書類の記載事項に嘘がないかなど、信用できる人物かも見られています。



※おまとめローンには審査があり保証するものではありません




本当に入る!?購入あるある

まとめ

住宅おまとめローン、住宅ローンとマイカーローンの併用について解説しましたが、金融機関によっても条件や商品の内容が違います。余裕があればいろいろと試算してみましょう。
また、住宅と車と2つの購入資金を借り入れするということは、返済しなければならない金額も増えるということです。
生活に大きな負担がかかることのないよう、しっかりと確認したうえでローンを契約するようにしましょう。不動産の取引には非常に複雑な知識や経験が必要になります。いい不動産会社と出会うことができれば、面倒な手続きも代行してくれて適切なアドバイスをしてくれます。

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