”STOP!!その空き家”　放置してるとリスクがあります

2024.04.29

不動産コラム
売却相談
相続相談

保有している空き家を放置するリスク

このブログ記事の趣旨
近年、空き家は国家レベルで問題になっています。少子高齢化が進む中、空き家はますます増加する一方ですが、何が問題なのでしょうか？
空き家を手に入れた際、後に困ったことにならないよう、リスクについて確認しておきましょう。

「まずは売却の基礎知識を知りたい」という方は、

こちらのブログ記事をご覧ください。

◆完全保存版◆ 不動産取引の売却の全体の流れ　

空き家を手に入れた経緯

住む家とは別に空き家を手に入れる経緯の多くは、相続によるものです。
両親が亡くなったことにより実家を相続する以外に、遠い親戚から相続するということもあります。実家から離れて暮らしている場合は、田舎に帰って住む予定もないという方も多く、ましてや遠い親戚からの相続となると、一度も物件を見たことがないという方も少なくありません。

空き家を売らない方々の理由

家を相続しても住む予定がなければ、すぐに売るべきと思われるでしょう。しかし、売却活動どころか、ただ放置されている物件も少なくありません。

所有者が空き家を売らない理由としては、

・解体費用がもったいない

・思い出が詰まっている

・いつか住むかもしれない

・相続で揉めている

などがあります。

また、両親が介護施設に入居して空き家となった実家の場合は、両親の手前売却しにくいと考える方も少なくありません。

空き家を放置することの危険性

・倒壊リスクが高い

空き家となる家は古いものが多く、中でも昭和56年の耐震基準改定前に建てられたものは、倒壊する危険性が高いです。新耐震基準で建てられた家でも、手入れを行わず放置されていたものは、柱や基礎が急速に劣化するため、本来の耐震強度を保っていない可能性があります。そのため、少しの地震や台風などがきっかけで倒壊するリスクが高いです。

・損害賠償のリスク

老朽化のため瓦が落ちる、門扉が飛ぶなどして、近隣の人に怪我をさせたり物にキズを付けてしまった場合、損害賠償に発展するおそれがあります。
住んでいた際にかけた保険があるからといって安心してはいけません。保険の対象は住んでいる家であり、空き家には適用されないためです。空き家もカバーできる保険は住宅用ではなく、リスクの高い一般物件用となり、保険代も高くなります。

・資産価値が減ってしまう

木造建物の資産価値は25年ほどとされるため、時が流れるほど資産価値は低下します。築年数の浅い空き家の場合は、できるだけ早く不動産会社に相談しましょう。

・固定資産税がかかる

マンション、戸建て、土地などの不動産を持っていると、住んでいるかどうかにかかわらず固定資産税が発生します。
その他、草木の管理などを委託していると、維持管理費も必要になります。

・犯罪者や野生動物の温床に

空き家は暗く、人が寄り付かないため、犯罪者が住み着いてしまうことも考えられます。また、近年では村や町に野生動物が下りて、空き家に住み着くことも珍しくありません。
野生動物が住み着くと建物を傷め、ゴミや食べかす、糞尿などで悪臭が発生することも多いです。
その他、ススメバチの巣ができる、ムカデなど有害な生物が大量発生するなどの危険もあります。

活用予定のない空き家はできるだけ早い売却活動を！

相続などで空き家を所有することになった場合、活用する予定がなければ、できるだけ早い売却活動をおすすめします。遠方にあるため時間をかけられないとなかなか積極的になれないかもしれませんが、空き家を放置することには様々なリスクやデメリットがあります。

誰も住まない家は劣化が早く、朽ちることで近隣の人に迷惑をかけ損害賠償に発展すること、犯罪者や野生動物の住処となり、不法投棄場所になることの他、維持管理費や固定資産税も発生します。

東京都北区・板橋区で空き家や土地の売却をご希望の方は、『彦や不動産』にご相談ください。遠方にお住まいで、物件を見に来られないという方も、安心してお任せいただけます。時間がないから、遠いからといって放置していると、条件が悪くなってしまいます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？空き家を放置するにも多種多様な理由があげられます。

いつお客様がこの悩みに直面するか誰にも分かりません。

彦や不動産はお客様の不動産の悩みを沢山解決して参りました。

今は急いでいなくても必ずその時がくるはずです。

少し先の将来を予測してご準備いただく事をおススメいたします。

不動産の取引には非常に複雑な知識や経験が必要になります。いい不動産会社と出会うことができれば、面倒な手続きも代行してくれて適切なアドバイスをしてくれます。

また、思い入れのある土地や、資産性のある土地なら手放さずに活用するという選択肢もあります。

彦や不動産では、不動産賃貸経営・売却・購入・建築ともにさまざまなサポートを行っています。賃貸経営・売却を考えている方や、物件の購入・建築でお悩みの方は、是非、彦や不動産にお問い合わせください。

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